祖母山 行方不明者捜索

 今回の捜索現場は、大分・熊本・宮崎にある県境の祖母山で、9月20日より連絡が途絶えてしまった男性の捜索でした。

      
 
 
今回の捜索には、九州救助犬協会の救助犬 9頭と、指導手11名(サポーターを含む)が、捜索活動に参加しました。

 今回は、熊本県山岳連盟の方々の強力なサポートもあり、出発前のミーティングで、7グループに分かれそれぞれのエリアに分かれ、救助犬1頭につき、1パーティ57名で作業を進めることになりました。

                  

ミーティング後、それぞれに分かれ、捜索開始
朝は、やや冷え込んでいたものの、捜索が始まる頃から、陽も差し込み気温も上昇。

                  
         

 途中、無線に入る仲間の情報は、山が深く距離もある為、やや情報が途切れ途切れに。

エリアの捜索を進めてるうちに、
いよいよ雲行きが怪しくなり、別エリアのパーティから無線で、カミナリ発生の一報が入ると本部から、下山とのの指示。
 しばらくすると、雨も降りだし、カミナリと雨の為、コレ以上の捜索は危険と判断し、各パーティも下山することになりました。

結局、捜索開始から約7時間、望んでいた結果は得ることが出来ませんでした。

一日も早く、男性の行方が判明することを、心よりお祈り申し上げます。

 そして、今回ご一緒させて頂いた山岳連盟の方々には、大変、お世話になりました。
山の専門的なお話などもイロイロとお話させていただき、沢山、学ぶことも出来き、私達の今後の、捜索活動に活かしていきたいと思います。
ありがとうございました。